illustratorの基本操作

職業訓練校

illustratorとは?

受講日:2025年02月03日

illustratorとは?

  • 図形の組み合わせで絵やイラストが描ける。図形の組み合わせを創造
  • パス:図形を構成する要素。
  • オブジェクト:作成した図形やイラスト。
  • アンカーポイント:どこに置くのか?置き方を考える。
  • レイヤー:illustratorはレイヤー構造である。こまめに整理しながら操作する。

Illustratorが得意なこと・苦手なこと

ツールを使う時は、作りたい物への固定概念に縛られないようにする。PCで作品を作るのがどういう事か感覚を掴む。アプリの特徴を理解する。illustratorは文字の装飾・直線的なイラストが得意。逆に写実的なイラストは苦手。

illustratorの基本操作

illustratorの基本画面の説明

機能役割
ワークスペース机の上
ツールバーお道具箱
小さい三角関連する複数のツールが選択できる(右クリック)
コントロールパネル色々な効果を与える。ウィンドウ>コントロール(C)を有効にしておくとパネルと連動して便利。
プロパティ選択したオブジェクトの情報が表示される。

各ツールの操作方法

ツール役割
選択ツール手のようなもの。移動させたり、拡大縮小したりする。何かオブジェクトを作成したら、選択する習慣を付ける。
図形ツール選んだ形の図形を描く。Shiftで図形の比率を固定したまま拡大縮小できる。ツールアイコンをダブルクリックで、図形のサイズ指定ができる。
多角形選択してクリック、マウスから手を離さないようにしながら↑↓で角が増える。三角系は多角形ツールで作る。
ズームツールマウスのスクロールで拡大と縮小ができる。

ペンツール

  • ペンツール:キーワードで「P」を押すと選択できる。(半角じゃないと反応しない)
  • 1クリックでアンカー、2回目のクリック+マウスを動かすとぐにゃぐにゃ
  • 1度やめたいときはescを押す
  • 閉じるときは始点と終点を結ぶ
  • アンカーポイントが少ない方が綺麗な曲線が描ける

illustratorのショートカットキー

ショートカットキー役割
Ctrl+0画面の比率をリセットできる
Ctrl+1実寸表示
Ctrl++、Ctrl+-拡大縮小
Ctrl+Shift+Z1つ前の操作に進む
Shift+クリック複数選択
クリック+ドラッグ範囲選択
ctrl+C→Ctrl+F同じ箇所にコピー
ctrl+C Altドラッグでコピー
ctrl+C Alt Shiftドラッグで水平直角にオブジェクトを移動できる
space+ドラッグ用紙を横にずらす

パスファインダー

  • llustratorは、描きたいものかたちをとらえて、図形の複合体で表現する。
    パスファインダーは、オブジェクトの不要な部分を消したり、複雑な形を作ったりできる。
  • 操作方法:複数のオブジェクトを選択>プロパティ>パスファインダー>
  • 主に利用するのは、図形の合体・分割の2つ。
  • 個別にオブジェクトを編集したい時は、グループ化を解除する。

今日の授業で作成した物

感想

「図形の組み合わせで絵やイラストを描く=物の特徴を捉える」というのは、illustratorだけに留まらない、とても大切な考え方だと思うので、しっかり意識して取り組みたい。パスファインダーを活用して奥行のある図形を作成する事がまだ苦手なので、練習して習得したい。

作品1:猫

  • 円形ツール・多角形ツール・長方形ツールの組み合わせで猫を書きました。
  • パスファインダーで図形を組み合わせる事によって、猫の柄や月を描く事ができました。
  • 多角形ツールで角を増やし、角を丸くする事で、波線の円形を描く事ができました。

作品2:クリスマスツリー

  • 三角形の組み合わせでツリーを描きました。

作品3:お弁当のおかず

  • 自由な作品を作る時間をいただいたので、おにぎりやお弁当のおかずを描きました。
  • たこさんウインナーの足は、よく見ると単純な円形や角形ではないので、パスファインダーの組み合わせで調整しました。絵で描くと簡単なものでも、illustratorで表現しようとすると難しいものがあると体感しました。