PCスペックについて

職業訓練校

スペック確認のポイントは4つ

受講日:2025年04月28日

1.CPU

  • パソコンの頭脳
  • CPU=Central Processing Unit(セントラル・プロセシング・ユニット)中央処理装置。
  • コンピューターが様々な処理を行う上で最も重要な部品の一つ。

CPUの役割

  • CPUの性能によって、コンピューターの動作速度や処理能力が大きく変わる。
  • 演算処理: 足し算や引き算などの簡単な計算から、複雑なデータ処理まで、あらゆる種類の計算。
  • 制御: メモリやハードディスクなどの周辺機器を制御し、コンピューター全体の動作を統括。
  • 命令実行: ソフトウェアの指示(命令)を読み取り、それに従って動作する。

2.メモリ(RAM)

  • 作業の保存場所。コンピューターの「作業台」。
  • RAM=Random Access Memory(ランダムアクセスメモリー)
  • コンピューターが一時的にデータを保存し、CPUが直接アクセスできる場所。

RAMの役割

  • 一時的なデータ保存。計算の途中結果や、現在開いているアプリのデータなどを一時的に保存。
  • CPUとの連携。CPUは、メモリから必要なデータを読み込み、処理結果をメモリに書き込む。メモリとCPUは、密接に連携してコンピューターを動作させる。
  • メモリが少ないとどうなる?
  • 動作が遅い: メモリ容量が不足すると、パソコンの動作が遅くなったり、フリーズする。
  • 複数のアプリを同時に展開が難しくなる。

3.ストレージ(HDD・SSD)

  • データの保存場所
  • ストレージとは、コンピューターでデータを保存しておくための装置。
  • 一般的に、ハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)が代表的なストレージ装置として知られている。
  • 容量: 保存するデータの量に合わせて、適切な容量を選びましょう。
  • 速度: アプリケーションの起動速度やデータの読み書き速度を重視する場合は、SSDがおすすめ。

4.GPU(グラフィックボード)

  • 映像処理の専門家
  • GPU=Graphics Processing Unit(グラフィックスプロセッシングユニット)
  • コンピューターの画像処理を専門に行うパーツ。
  • 一般的には、グラフィックボードという形でパソコンに搭載されます。

GPUの役割

  • 画像の描画: ゲームや動画の映像を滑らかに表示するために、大量の計算を高速で行う。
  • 3Dグラフィックスの処理: 3Dモデルのレンダリングや、リアルな映像表現を実現するために不可欠な役割を果たする。並列処理: 複数の計算を同時に処理できるため、画像処理だけでなく、人工知能の学習や科学計算など、様々な分野で活用される
  • 画像の描画: ゲームや動画の映像を滑らかに表示するために、大量の計算を高速で行います。
  • GPUは、画像処理を高速に行うために不可欠なパーツ。特に、ゲームや動画編集、3Dモデリング、AIなど、高負荷な作業を行う場合には、高性能なGPUを搭載したパソコンを選ぶことがおすすめ。