WEBデザインに関する仕事

職業訓練校

デザインとは?

受講日:2025年02月28日

デザインとは?

  • 目的:問題解決のための表現方法
  • 構成要素:グラフィックツール・配置・文字・配色・WEBデザイン・生成AIの活用
  • 思考:ユーザーの潜在的ニーズを追求し、課題や願望を解決・現実に導く。

デザイナーに向いている人

  1. オリジナリティを出せる柔軟な発想力、美的感覚、時代感覚
  2. 細かい地味な作業、手先の器用さ、計算能力、我慢強さ
  3. 自分のデザインのアイデアをクライアントに伝えられる説得力

デザインとアートの違い

アートデザイン
ドッジボールキャッチボール
自分の感性や考え方を
見た人に投げかける
取引先やユーザーと
コミュニケーションをとるための手段
主観的思考客観的思考
自己理解・自己表現・感性他社理解・問題解決・伝える能力
  • 商業デザインでは市場のニーズを把握して、「どうすればユーザーに伝わるのか」、理論に基づいた説得力のあるデザインを作る。
  • アートとデザインは別物。アートは自己表現(内向き)、デザインは問題解決(外向き)。
  • デザインは言語化できるように意識する。
  • WEB+デザインとして「LP」をつくる。企業に応募する時は、個別のページLPを作る。
  • 求人票に書いてある「〇〇できる方」を出来ます!という内容のページにする。

じゃあ、デザイナーにアート的思考は不要?
制作にオリジナリティを出すには、アート的な思考も不可欠。

アート(自己理解)を深めながら、デザイン(客観的思考)と向き合っていく事が大切。

WEBデザイナーとしての大事な考え方

ポイント5つ

  1. 自分の感性を見返す
  2. 様々なデザインに触れる
  3. 相手を考える
  4. 単純に考えれるように整理
  5. デザイナーの思考法を参考にする

デザイン思考を鍛える方法:デザインを言語化する。

デザインの言語化とは?

頭の中の事を、相手が理解しやすいように整理して、わかりやすい言葉にして伝える事。
なぜこの色を使ったか、レイアウトにしたか、デザインの全てに理由付けする

言語化のメリット
  1. アイデアの一貫性を保つ事ができる。
    どんな目標を立てたか、そのためにどんなプロセスを辿ってきたかが把握できる。
  2. 自分の思考を客観視できる。
    自分が真に何を考えているのか、価値観を理解できる。
  3. 要約力が身に付く。
    人とコミュニケーションをとる時に、完結に物事を伝える力がつく。
時間がない時は、単語の羅列や箇条書きでも良いのでメモする。

今の考えを書いておき、後から整理して書き直すのは凄く大事。自分の考え方は経験や状況で変わっていくから。

デザイン論

  • レイアウト(配置)
    最重要。7~8割ぐらいは、この能力を使う。
    例)強調したい部分の面積の比重を大きくする。
  • フォント文字
    見やすく、伝わりやすく、読み取りやすくする。
  • 配色

デザインはどこまでがパクリ?

  • 明確な定義はない。制作者がパクろう」と意識しないパクりにならないように」意識して作れば概ね大丈夫。
  • 「何となく似ている」「何%類似」→盗作じゃない
    「誰が見ても同じ・似ている」→盗作

デザイナーへのNGワード
時間がないのでパパっと」「時間使わなくていいのでササっと

アートの未来

従来はアートでお金を稼ぐ、多くの人に見てもらうのが難しかったが、技術革新により、それをしやすくなっていく時代が来るかもしれない。

アートが好きな人は、商業デザインで稼ぎつつ、アートは続けておき、時代の状況に応じてアート表現ができる状態にしておくと良いかもしれない。

WEBデザイン費用

受講日:2025年5月22日

  • 1番大事
  • 費用:会社運営で支出したすべてのコスト。減っていくものすべてを指す。
  • 経費:材料費・人件費など。労務上必要で、売り上げに必要なもの。
  • WEBデザインにかかる費用は広告宣伝費に計上される。
  • WEBデザイナーに支払われるお金は、デザイン費用=デザインに対する技術料。
  • デザイン費用の相場はない。デザイナーの技術に依存する。
  • 技術=売上に貢献するデザイン=CVさせやすいデザイン
    (例:バナーやLPであれば、クリックさせやすいデザイン)

デザイナーとしての価値を高めるコツ

  • 「あなたは」「わたしは」を明確にしてデザインする。
  • まず自分の考えや価値観を確認し、そのうえで相手の目的や求めているイメージをしっかり把握しながら、デザインを具体的に決めていく。
  • 目的を達成するために、どう考えて表現するか

WEBコンサルティングとは?

受講日:2025年5月23日

  • 経営目線で企業の課題解決を行う。
  • 具体的には、集客支援・サイト改善・データ活用など。

Webコンサルタントに必要なスキル

  1. 幅広いWebの知識
    自分の興味がない分野や業界でも意欲的にアンテナを張って、常に新しい情報を収集しようと思う心掛けが大切。
    →単純にWebページを作れる技術は勿論、デザイン論もしっかり身につける。
  2. 問題解決力・論理的思考力
    クライアントのWebサイトの問題点を発見し、解決策を提示するスキル。
    クライアントの商材や予算に合わせて最適なマーケティング戦略を提案する論理的思考力。
    →目的意識を持って、生産性を意識して、利益に結び付く事をしっかり考える。
  3. コミュニケーション能力
    プロジェクトの成功は、クライアントとの関係だけでなく、自社のチームや協力会社と良好な関係を築くことも求められる。相手の意見を正しく理解し、自分の考えを分かりやすく伝える事が非常に重要。
    →まず自分が責任のある考えを持ち、相手の事を考えて行動出来るよう考える。

Webコンサルティングの仕事内容 | 業務例

  • 課題の言語化」ができていないと「どんなコンサルを依頼すべきか・どんなコンサルを実行すべきか」曖昧になりがちなので、何が必要かを事前に見極めることが重要。
Webコンサルティングの仕事内容 | 業務例

基本的なWebコンサルティングの流れ | サイト改善の場合

  • コンセプト:何をやりたいのか
基本的なWebコンサルティングの流れ | サイト改善の場合

DXとは?

受講日:2025年5月23日

  • デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略。
  • アナログをデジタルに変換する。
  • 企業がデジタル技術を活用して、ビジネスモデルや業務プロセスを根本から革新する取り組み。
  • DXに取り組む企業45.3%と昨年より大幅に増加。大企業では6割超。
  • DXで重視することは「既存の商品・サービス・事業の付加価値向上」が91.4%と最多。
  • 推進の課題:「DX推進に関わる人材が不足」を挙げる企業が9割。「ビジョンや経営戦略、ロードマップが明確に描けていない」「事業への展開が進まない」も多数。

DXのメリット

DXでできる事=業務のペーパーレス化。

  • 経費削減
    データ化により、膨大なデータから必要なデータをすぐに取り出せる。時間短縮。
    保管スペースが不要になり、家賃軽減につながる。
  • データ活用
    膨大なデータを活用して統計や分析に役立て、市場における競争力を高める。