Photoshopの基本操作

職業訓練校

Photoshopとは?

受講日:2025年02月05日

  • 写真を自由自在に加工できる。
  • illustratorはベクター、フォトショップはビットマップ。
  • ベクターは拡大すると荒れる。ビットマップは荒れない。
  • Photoshopの写真はビットマップで色の配置が形成されている。
  • 4Kや8Kはピクセルの密度が高い。

Photoshopのコツ

  • 選択範囲」をうまく使いこなせるようになると、何でもできる!
  • 選択範囲で写真を編集したり、切り抜いたりできる。
  • 上記のような加工作業を「レタッチ」といい、写真のお化粧みたいなもの。
  • 明るさや色合いを調整したり、不要なものや人物を除去したりできる。
  • 再編集に強いデータにする。後からすぐ元に戻せるようにする。

Photoshopの基本機能

Photoshopのツール

機能効果
選択範囲の指定図形やなげわ等の選択ツールを使用して範囲指定する。
レイヤーマスク不要な部分は消去するのではなく、レイヤーマスクで隠す
ブラシツール不透明度を調整しながら、唇の色味を変えたり、涙袋にハイライトを入れたりする。玉ボケのスタンプ等自分でインストールして活用も可能。
描画色と背景色描画色で、ブラシのを変えたりする事ができる。
切り抜きツールオブジェクトの不要な部分をトリミングできる。
自由変形(ctrl+T)基本的に拡大・縮小で使う。
アートボードデザイン違いのバナーを見比べる時に便利。

スマートオブジェクト

  • スマートオブジェクト化して画質を保持する。
  • レイヤー上で右クリックスマートオブジェクトに変換。
  • ベクター形式のデータを、ドットの集まりで構成したラスター形式に変換する事。
  • レイヤーをラスタライズする:ビットマップデータは、一度縮小して拡大すると画質が荒くなるので、リサイズする時はデータをスマートオブジェクトに変換する。
  • 画像解像度:印刷物は基本150~350dpi。Webは72dpi。

Photoshopのレタッチツール

作業のゴールに到達するまでの道のりはいくつもあり、人によってやり方が異なる。
例)人物の写真からシミを消す:パッチツールで近くの肌部分を表示する、コピースタンプツールで肌の色味が近い部分を貼り付ける。

  • パッチツール
  • コピースタンプツール
  • スポット修正ブラシツール
  • 修正ブラシツール
  • コンテンツに応じた移動ツール(AIっぽい補完
  • ぼかしツール
  • シャープツール(明瞭にする)
  • 指先ツール(引き伸ばす・引っ込める)
  • 覆い焼きツール(明るくする)
  • 焼き込みツール(暗くする)

Photoshop 画像の切り抜き・合成

画像の切り抜き

  • 選択範囲を微調整したい時
    • 範囲選択後、レイヤーにマスクをかけて、選択範囲以外を非表示にする。
    • ブラシツールで範囲を追加する時は塗りを白削る時は塗りを黒にする。
  • 切り抜いたレイヤーのアウトラインをぼかしたい時
    境界線ブラシツールで、不透明度を下げて淵にブラシをかけて調整する。
  • 完成後をイメージしながら切り抜く
    背景色を配置予定の画像と同じ色に設定しておく。

生成塗りつぶしツール

  • 出来る事:画像の足りない部分を自動保管できる。
  • 操作方法:選択ツール>犬のレイヤーの範囲外を選択>生成塗りつぶしツールを選択>犬のレイヤーを選択した状態で「生成」その後スマートオブジェクトに変換→1つのオブジェクトにできる。

バージョンアップに対応するために

illustrator・Photoshopに限らず、世の中のサービスは日々アップデートされ、仕様変更や機能追加がある。公式発表を確認したり、Youtubeやブログで使い方や変更点を把握しておくとよい。

Photoshopのマスク

クリッピングマスク

  • 任意のオブジェクトの形に切り抜く。
  • Photoshopでは該当レイヤーの下に切り抜き型を置く。
  • また、Photoshopでは切り抜き型だけを選択してマスクをかける。
  • パス選択ツールで図形オブジェクトを触ると、図形を変更できる。

レイヤーマスク

  • マスクしたい範囲を選択レイヤーで囲む。
  • マスク部分は、ブラシ黒でなぞる→消える、白でなぞる→現れる。
  • エアブラシでなぞると、輪郭が柔らかくなり、グラデーションのようになる。

ベクトルマスク

  • ペンツールで描いた線でもマスクをかけられる。